基材フィルムと細線の接合部にある接着剤にフィレットを設けます。これによって、ゴミ・埃の残留を減らす効果があります。また、メッシュのある面にフッ素等の撥水・撥油処理を行うことで、ひどい汚れを簡単に落とすことを狙っています。 |
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細線メッシュと基材を一体で樹脂成型(凸部黒、平面部透明の2色成型)することでコスト低減を図ります。
他には、基材(PET等)の表面へ印刷によって細線を形成することもできます。 |
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基材と細線にAG(アンチグレア)処理を施すことで、反射が少なくなります。 |
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細線を正多角形または円形に構成することで、指先で触った感触を良くできます。 |
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表面に付着した埃・ゴミは弱粘着ローラによって簡単に除去できます。 |
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LCD画素ピッチと細線のピッチが干渉して、光学的なモアレ縞ができることがあります。これを避けるには細線ピッチ(P1,P2・・・P11,P12・・・)を基準ピッチPに対して所定の範囲(P±α)内で変化させて構成すれば干渉を低減できます。変化させる方法は隣り合った細線の間隔を少しずつ増減するか、ランダムに変化させます。
或いは、細線の方向とLCDのX-Y軸の相対角度を変化させて最もモアレ縞の見えにくい角度で貼りつけることも効果的です。 |
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